2013年5月25日土曜日

九州ロハスの「硝酸」について 九州ロハス環境

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九州ロハスの「硝酸」について



九州ロハスです。

九州ロハスが「硝酸」について紹介します。

肥料として施されたアンモニア態チッソは、土中で硝酸化成菌によって硝酸態チッソに酸化されて作物に吸収される。このとき、量が多いと、硝酸態チッソが土に吸着されていた石灰など塩基を引き出して土のECを高め、吸収されなかったものは雨によって地下に流れ去って地下水汚染の原因となる。

作物に吸収された硝酸態チッソは体内で再びアンモニアに還元され、アミノ酸やタンパク質などに変化していく。このときに植物体内の糖が使われるが、樹液に硝酸態チッソが異常に多ければ糖の不足で作物は軟弱に育ち、病気や害虫に侵されやすくなり、日持ちも悪くなる。収穫物にも硝酸態チッソが蓄積されることになる。この硝酸は人の体内で亜硝酸に還元され、食品中の第二級アミンと反応して発ガン物質を生成するなど、健康への害作用が懸念され、硝酸の少ない野菜を求める声が高まっている。そんななか、硝酸を減らすことを意識して施肥・土つくりを考える農家が増えている。

作物体内での硝酸のダブつきを招かないようにするには、土の硝酸過剰を招かない施肥・土つくりとともに、光合成を高め、チッソの代謝をよくするのが基本。診断方法としては、硝酸イオンメータなどによる樹液診断があるが、農家はトータルに体内の硝酸と光合成産物の流れをつかむ手段として糖度計診断を工夫している。さらに、だぶついたチッソを消化(同化)する方法として、酢防除、海水など海のミネラル利用、糖やアミノ酸の葉面散布など、さまざまな工夫が盛んに行なわれている。

九州ロハスでした。


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